営業にもちいる提案書ですが、勝てる提案書には共通するデザイン・構成要素・ストーリーがあったりします。そもそも提案書は「自社製品・サービスの導入効果を説明し、納得させて顧客を動かすこと」を目的としたドキュメントであるため、顧客に導入イメージを持ってもらつつ、疑問や不安を取り除くような構成になっている必要があります。
そこで今回は、コンペ・提案に勝ち抜くために必要な要素を詰め込んだ「超最強・勝てる提案書」をテンプレートとして作成してみました。
数値やテキスト、図解を差し替えるだけで簡単に勝てる提案書を作成できるので、ぜひダウンロードして活用していただければと思います。
第1弾の記事の記事もぜひご覧ください!
目次
1.配布する決算報告資料
今回は「EC関連のSaaS企業の提案書」をイメージして勝てる提案書を作成してみました。架空の企業・サービスの提案書なのでサービス内容などはダミー値となります。活用の際は、自社製品・サービスに置き換えて使っていただければと思います!
2.勝てる提案書の構成要素を抜粋して解説
提案書は定番の資料ではあるものの、顧客を納得させて動かすために必要な「型・ストーリー」は決まっています。提案書における構成要素のポイントを抜粋しつつ解説していきます!
(1)会社概要
まずは会社概要です。製品・サービスを提供する企業が信頼でき、持続可能な企業でることを認識してもらうためのスライドです。大企業であればありものでもOKですが、スタートアップなどは企業としての信頼感を感じてもらうため、取引先や収益、ユーザー数の多さ等をアピールするようにしていただければと思います。
(2)サービス概要
続いて、提案する製品・サービスの概要を説明していきます。提案する内容の概要を説明することはもちろんですが、会社概要と同様、製品・サービスの信頼感を訴求するため、導入実績や表彰実績などを積極的に掲載していきましょう。
(3)課題
続いては、課題に関するスライドです。顧客と課題感を訴求・共有し「こいつわかってるな」と思わせることが目的のスライドです。ここの説明が不十分だと、この後の自社の強みなどが刺さりにくくなるため、なるべく具体的に、芯をくった課題感を資料化していただければと思います。
(4)特徴・強み
続いては提案する製品・サービスの特徴・強味に関するスライドです。
前段の課題認識にリンクする形で、自社製品・サービスがどうやってそれらの課題を解決するのか、効果的なのか、他の製品・サービスと比較したときの優位性が何なのかを説明していただければと思います。
(5)実績
続いて、実績に関するスライドです。
提案する製品・サービスの導入効果に具体性と説得力を持たせるため、実際に導入した顧客のポジティブな効果を説明していきます。定量的な効果が示しにくい場合は、顧客のインタビュー結果などで代替いただければと思います。
(6)導入に向けた案内
最後は、導入に向けた各種案内です。
提案してから時間が経つほど受注確度が低くなっていくため、提案直後に顧客が動けるように必要な情報を提供しておきます。料金や導入プロセスに加えて、顧客が不安・疑問に思いそうなことをFAQとして資料化しておくと効果的です。
3.ダウンロード
今回紹介させていただいたスライドは以下からダウンロードしてご利用ください。社内外でご利用いただくあらゆる資料(企画書や提案書)などでデザインを変更の上、個人・商用目的ともに無料でご利用いただけます。また、カスタマイズもご自由にいただけます。
※個人情報の入力は不要です。 クリックするとファイルがダウンロードされます。第1弾の記事の記事もぜひご覧ください!