セミナー用の資料は提案書や企画書と少し違った構成になるためコツをつかむ必要があります。一方でセミナー資料を作る機会は限られているため、テンプレートを活用して効率的に作りたいという声をよく耳にします。
そこで今回はセミナー資料をイメージして実践的なテンプレートを作成してみました。なお、最近はセミナー資料をホワイトペーパーとして配布する企業も多いため、セミナーとホワイトペーパーのどちらの用途でも使えるような資料として作成しています!
目次
1.配布するセミナー資料
今回は「ECサービス提供企業が導入先企業を獲得するために開催するセミナー」をイメージして資料作成してみました。また、セミナーで利用した資料をWEBで配布するホワイトペーパーとして活用することも多いため、そちらの用途も意識した構成にしています。
以下、作成した資料に沿って構成要素について解説したいと思います!
2.セミナー資料の構成要素解説
セミナーは様々な目的で開催されますが、自社で主催するようなセミナーは営業につなげることが目的になることが圧倒的に多いです。営業目的のセミナー資料における構成要素についてポイントを解説していきます!
(1)自己紹介
まずはプレゼンターの自己紹介です。セミナーに興味を持ってもらいつつ、説得力を持たせるため、自己紹介のパートは重要だったりします。
最後のパートのサービス紹介につなげやすくなるので、プレゼンターの経歴に加えて所属する企業やサービス概要もここで軽く触れておくことをオススメします!
(2)メインコンテンツ(導入)
メインコンテンツでは、セミナーの主旨に沿って視聴者が知りたい情報を発信するパートですが、今回はメインコンテンツを「導入」と「主題」に分けて解説します。
今回メインコンテンツの導入部分では、この後話す内容に説得力をもたせるため、マーケット概況やアンケート結果から得た示唆などをまとめています。
(3)メインコンテンツ(主題)
メインコンテンツの主題部分では、導入部分で説明した内容に対して「どのような示唆を得て、具体的にどうすればよいのか」を説明しています。セミナー開催の目的が「自社サービスの導入先獲得」であるため、メインコンテンツの内容と自社サービス導入がうまくリンクするようにストーリーを組み立てておくとがポイントです。
(4)自社サービスの紹介
最後のパートでは、セミナーで話した内容と関連させながら自社サービスを紹介するパートです。ここでは自社サービスの押し売りと受け取られないように、あくまでもセミナーの内容とうまくリンクさせながら紹介するような構成にしています。
3.ダウンロード
今回紹介させていただいたスライドは以下からダウンロードしてご利用ください。社内利用の企画書などで個人・商用目的ともに無料でご利用いただけます。また、カスタマイズもご自由にいただけます。
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