新サービス企画や既存サービスの見直しなどにおいて、市場における自社の位置づけを整理・説明することは多くあると思います。顧客層やサービス性などを軸として自社の位置づけをマッピングするだけではなく、競合優位性や参入障壁など、資料作成の目的に応じた情報を盛り込むことも重要です。
今回は、いくつかの題材に分けて、自社サービスの市場における位置づけを説明するスライドサンプルを作成してみました。それぞれで少し違った要素や表現をしてみていますので、ご自身のサービスなどをイメージしながら参照してみていただければと思います。もちろん、解説で使っているスライドは、ダウンロード可能ですので、ぜひ活用してください。
目次
1.競合と自社サービスの位置づけをシンプルに表現したマップ
システム開発市場において「ノーコード」をウリにした自社サービスを題材に競合との位置づけをマッピングしたスライドです。縦軸に顧客層、横軸にサービス性を設定し、シンプルに各サービスの位置づけを表現しています。それぞれの象限に位置するサービスがどのような特徴を持っているかを記載することで、自社サービスと競合にどのような違いがあるのかを示しています。他社サービスのロゴを使うなどして視認性を高めるような使い方もおススメです!
2.自社サービスの特徴を強調したマップ
続いては本サイトを題材に、サービスの特徴を強調する形で表現したスライドです。市場における位置づけを表現すると共に、自社サービスの特徴を簡潔に表現しています。細かく市場分析をした結果を伝えるというよりは、自社サービスの特徴や優位性を短時間で伝えるような場合に向いているスライドかなと思います。
3.市場の位置づけと参入障壁を表現したマップ
衣装レンタルサービスを題材に、市場のポジショニングと参入障壁を表現したスライドです。自社サービスがユニークなポジションであることを表現することはよくあると思いますが、参入障壁について言及することで持続的な競争優位性が確保できている旨を訴求できます。参入障壁を築けている場合には、このスライドを活用していただければと思います。
4.市場の位置づけとターゲット層を表現したマップ
最後のスライドは3と同様の題材ですが、ターゲット顧客層に焦点を当てたスライドです。市場における位置づけを説明する際、「どのような顧客がターゲットなのか?」という観点の説明を求められることが多くあります。子のスライドは市場におけるポジショニングとターゲット顧客層を1枚で表現しているため、初めてこのサービスを説明する際などに便利なスライドかと思います。
5.ダウンロード
今回紹介させていただいたスライドは以下からダウンロードしてご利用ください。社内利用の企画書、顧客向けの提案書等に個人・商用目的ともに無料でご利用いただけます。また、カスタマイズもご自由にいただけます。
※個人情報の入力は不要です。 クリックするとファイルがダウンロードされます。おわりに
今回は自社サービスの市場の位置づけの表現方法をご紹介させていただきました。企画書や中期経営計画、社内向けの勉強会などへも使える汎用性の高いスライドと思いますので、ぜひ活用いただければと思います!